『国産エクスペリメンタリズムの臨界 EL NINO がasiaに帰還』
まるで黒い煙がかかっている。
まっすぐに歩けないほどの音圧と、快楽に依存する耳と頭。
驚異的な集中力が収穫する音楽の核と電子と即興が導く甘美な漆黒。
フリージャズやヒップホップ、ビートやダブ、テクノ、
ノイズが融合する紛れもないオリジナリティを有しながらも、
それは形容し難く、融通無碍の怪物に圧倒、翻弄される歓びに身をまかせる。
2003年5月の第1回から20年の節目を迎える、
BLACK SMOKER RECORDS主力イベントEL NINOがasiaに帰還だ。
LIVE:
BLACKSMOKERS
(K-BOMB, JUBE, BABA, DJ YAZI, CHI3CHEE)
ENDON
鬼の右腕
DJ:
Akie
Masa a.k.a Conomark
DJ Yazi(Black Smoker Records)
KLEPTOMANIAC
K8(TYO GQOM)
Lil Mofo
Lily
OG Militant B
Torei(Set Fire To Me)
特殊照明 VJ:
ROKAPENIS
音響:
Hironobu Kobayashi
舞台美術:
HEAVEN HUG
Art work :
Kosuke Kawamura
Food :
マガリビ by kidotama
BLACK SMOKER RECORDS presents
EL NINO
2023/9/23(sat)23:00-
@clubasia
DOOR(当日): 4,000yen
ADV TICKET(前売): 3,000yen
clubasia zaiko - https://cultureofasia.zaiko.io/buy/1veR:uQ2:8293a
Art Work by Kosuke Kawamura EL NINO Tシャツ付き前売: 7,000yen
終了しました!
※サイズ S~XXL 受注締切 8/25 20:00 まで。
※Tシャツの郵送対応はございません。イベント当日入場時にお渡しとなります。
Art Work : KOSUKE KAWAMURA
グラフィックデザイナー、アートディレクター、コラージュアーティスト。「ERECT Magazine」アートディレクター。グラフィックデザイナーとして、多数のアパレルブランドにグラフィックを提供、コラボレーションTシャツを制作している。 他にもライブ、イベント等のフライヤー、DVD・CD のジャケット、書籍の装丁、広告等のデザイン、ディレクションを手掛ける。コラージュアーティストとして、様々なアーティストとのコラボレーションや国内海外での個展、グループ展に多数参加。代表的な仕事に、「大友克洋GENGA展」メインビジュアル、「ルミネ×エヴァンゲリオン」広告ビジュアル、アートディレクション、デザインなど。 2017年、大友克洋氏と共作で「INSIDE BABEL」(ブリューゲル「バベルの塔」展)を制作。2019年まで不定期で更新される渋谷PARCOアートウォール企画「AD 2019」で大友克洋氏とAKIRAを使用したコラージュ作品を発表。2018 S/S adidas Originals and United Arrows & Sons collaborative collectionのグラフィックを担当。
Graphic designer, art director, collage artist, [ERECT Magazine] art director. As a graphic designer, he provides graphics to many apparel brands and produces collaboration T-shirts. In addition, he is also involved in the directive design of flyers for live events, jackets for CD and DVD, book covers, and advertisements. As a collage artist, he made collaborations with various artists and participated to national and international exhibitions in group or solo. Among his major realizations are the main visual for [GENGA - OTOMO KATSUHIRO Exhibition] and the visual, the art direction and the design of the [LUMINE x EVANGELION] advertisement. In 2017, with Mr. Katsuhiro Otomo he worked on "Inside Babel" for the exhibit [Bruegel's "The Tower of Babel"]. Until 2019, his collage using AKIRA of Mr. Katsuhiro Otomo will be exposed at PARCO Art Wall [AD 2019] and progressively updated. In 2018, he is in charge of the graphic for the S/S adidas Originals and United Arrows & Sons collaborative collection.
※Art Work by Kosuke Kawamura EL NINO Tシャツ付き前売チケットは終了致しました。
S サイズ zaiko ticket:https://cultureofasia.zaiko.io/buy/1veR:uQ3:67582※受注締切 8/25 20:00 まで。
M サイズ_zaiko ticket:https://cultureofasia.zaiko.io/buy/1veR:uQ4:db285※受注締切 8/25 20:00 まで。
L サイズ_zaiko ticket:https://cultureofasia.zaiko.io/buy/1veR:uQ5:20017※受注締切 8/25 20:00 まで。
XL サイズ_zaiko ticket:https://cultureofasia.zaiko.io/buy/1veR:uQ6:debd6※受注締切 8/25 20:00 まで。
XXL サイズ_zaiko ticket:https://cultureofasia.zaiko.io/buy/1veR:uQ7:662f3※受注締切 8/25 20:00 まで。
UNDER23 : 2,000yen
LIVE:
BLACKSMOKERS
・https://blacksmokerrecords.bandcamp.com/
・https://blacksmoker.cart.fc2.com/
・https://daily.redbullmusicacademy.com/2017/05/black-smoker-records
LIVE:
ENDON
東京を拠点とするエクストリーム・ノイズ・バンド。現編成はボーカルの那倉太一、エレクトロニクス奏者の宮部幸宜と愛甲太郎のトリオ編成。インダストリアルミュージック・コラージュ・ハードコアパンク・ブラックメタルなど無数の意匠を飲み込み構築されたストラクチャーに対してハーシュノイズが縦横無尽に横溢するスタイルが特色。また、異形でありながらインテンスの極みとも感受される「叫び」も特徴的である。2014年に1stフル・アルバム『Mama』をDAYMARE RECORDINGS / HYDRA HEADより発表。2017年にリリースされた2ndアルバム『THROUGH THE MIRROR』はCONVERGEのKurt Ballouの手でGodCity Studioにて録音。2018年にはEP『BOY MEETS GIRL』をThrill Jockey / BLACK SMOKER RECORDSからリリース。ライブアクトとしては、轟美重音シリーズ・ライヴ〈leave them all behind〉や都市型フェス〈THE M/ALL〉やChim↑Pomによる〈ART is in The paARTy〉などに出演。また、2ヶ月にも及ぶアメリカツアーを敢行するなど、その活動は精力的かつ広範多岐にわたる。2020年4月26日にノイズ奏者の那倉悦生が34歳で急逝。翌年2021年にはドラマーの横田慎が脱退。その活動に中断が強いられた。2022年末のBLACK GANIONとの共同企画〈AFTER THE RAIN〉において、残された3人体制による新たなスタイルが提示され、戸惑いと賞賛をもって迎えられた。2023年にはノイズミュージックとしては異例のFUJI ROCK FESTIVALへの出演も果たし、今後の動向に注目が集まるアクトである。
・https://twitter.com/TOKYODIONYSOS
・https://www.facebook.com/tokyodionysos
LIVE:
鬼の右腕
2010年11月 結成
2013年02月 アルバム「タオイバクメディ」をリリース
2013年07月 FUJI ROCK FESTIVAL、ROOKIE A GO-GOに出演
2013年11月 解散 2022年03月 復活
・https://www.instagram.com/oninomigiude/
・https://twitter.com/oninomigiude
・https://www.youtube.com/channel/UCjZg5c-ZiHvu9b5edNBM_P
DJ:
※出演を予定しておりましたLil Mofoは、体調不良により出演キャンセルとなりました。代わりにDJ○-maruが出演いたします。
Akie
Masa a.k.a Conomark
DJ Yazi(Black Smoker Records)
KLEPTOMANIAC
K8(TYO GQOM)
Lil Mofo → ○maru
Lily
OG Militant B
Torei(Set Fire To Me)
特殊照明 VJ:
ROKAPENIS
舞台美術:
HEAVEN HUG
音響:
Hironobu Kobayashi
Art work :
Kosuke Kawamura
BLACK SMOKER RECORDSは、前身のTHINK TANKから数え今年で25年、
レーベルとして、CD、レコード、テープなど250以上のタイトルをリリースしてきた。
ビジュアル・アート作品の展示を中心とした「BLACK GALLERY」や、
ジャズの新解釈を提示する「JAZZNINO」、ドイツBerlin Atonalへの遠征、
そしてダンスや演劇的パフォーマンス・アートと音楽を融合させた
「BLACK OPERA」など、イベントにも多角的なコンテクストデザインが施される。
光を嫌う黒煙帝国の地下への版図拡大は、
現行シーンの裏側にアナザーワールドを存在させるに至った。
その最たるイベントが、東京に現れた巨大なうねりEL NINOで、その音楽的価値と衝撃は、ミュージックラバーやアーティストを飲み込み増幅し続けている。
K-BOMB、JUBE、BABA、DJ Yazi、CHI3CHEE、
並外れた5人の巨人がBLACKSMOKERSとして交差することが驚異的で、
接近する無二のアーティストとの共演の実現はEL NINOの優位性となっている。
今回の2つのバンド、
ENDON
“鬼の右腕”
異端のDJ達によるラインナップに、EL NINOらしい優れた音楽性と危険な化学反応、
かつモダンな空間が描かれるのを期待せずにはいられない。
ENDONは世界的に見ても間違いなくエクストリーム・ノイズの最先端で、その領域を拡張し続けてきた。
2018年にはBLACK SMOKERとDJ NOBUがキュレーションするプロジェクト
BLACK TERRORの第1弾としてアルバム「BOY MEETS GIRL」を発表している。
昨年3月に復活を発表した “鬼の右腕”は、
Black Boboiのメンバー・小林うてなが主宰する4人編成のバンドで、特徴とする民族楽器と、バンドサウンドに対比するミニマルな進行はシャーマニックなまでの陶酔感と浮遊感を味わわせてくれそうだ。
BLACK SMOKERの中枢神経DJ Yaziの空間支配と、
この日の大きなトピック、KLEPTOMANIACのDJ活動の復帰。
さらに、レゲエやサウンドシステムカルチャーのDNAをもつOG Militant BやLil Mofo、Toreiが甘い煙をくゆらせる。
DJ Conomarkのむせ返るほどの高密度多湿のファンクネスや、トライバルとUKミュージックの理想的な混合法を提示するK8、環境音と音楽の境界をぼかすオルタナティブの英才Akie、Lilyなど、常にアップデートを続ける猛者が集い、夢幻の夜を醸し出す。
BLACK SMOKERによって醸成されてきたエクスペリメンタリズムの極致の実現。
麻痺しながらも鋭敏になる五感。
一度踏み込んだら後戻りできないことを忠告しておこう。
text, Shohei Furukawa
《ATTENTION》
※未成年の方のご入場は出来ません。入場時にIDチェックあります。