祭りを捏造する - 「魔界難入」とは?

text:

Daichi Wago

祭りを捏造する - 「魔界難入」とは?

text:

Daichi Wago

祭りを捏造する - 「魔界難入」とは?

text:

Daichi Wago

「仏界易入、魔界難入(仏界、入り易く、魔界、入り難し)」。禅僧の一休宗純が語った言葉を題として引用した本集会は、さまざまな前衛的表現者たちが集合し、名状し難い異空間(=魔界)を観客と共にフロアに出現させる祝祭、もしくは新しい暴動の一形態である。

覚えている人もいると思うのだが、渋谷ハロウィンで軽トラックを担ぎ上げ、横転させた若者たちがいた。被害者が存在する事件に対し賛同はしないが、このニュースを聞いた時、当時の私は激しい「共感」を受けたのを覚えている。

鬱屈した日常、それに対し、形はどうあれ解放される祝祭。大きなものとつながっている感覚、命がここにあることの喜び。若者たちは無意味にエネルギーを突き上げられる。仲間と声を上げるだけでは足りなくなってきた。何か、デッカいことをやりたい。しかし、それをどこへ向けていいか分からない。その時、ふと、軽トラックが目に入ったのではないか。

彼らはそこにあったものを転がすしかなかった(そのエネルギーだけは正である)。

例えば、あの場にトラックではなく「神輿」があったらどうだっただろうか?

彼らは、それを担いでいたのではないか?(正である、正である、正である)

今回で5回目の開催となる魔界難入。俺たちはこのイベントをPARTYではなく、「祭り」と称している。下記、5つが我々の構成要素だ。

①中心となる超自然的な存在(要は、ねぶた祭りにおけるねぶたに相当するもの)

②人々

③パフォーマンス

④ベニュー

⑤酒

パーティーは、②〜⑤だけでも成り立つ。が、①が加わると、それは②〜⑤のあり方を少し変容させてしまう。その異化を根拠に生まれる狂気的な時間が、我々の目指す「祭り」である。①を絵画大作品によって捏造し、空間における意識の集中点として配置することにより、「東京に新しい祭りを勝手に生み出す」ことが我々の眼目だ。

5月21日(木)は、平日夜での開催は初となる。Main FloorでNaohiro Yoshidaが展示を行い、ピークタイムにはその作品の前で、ダンサーのBUDと、謎の琴奏者・37によるクロスオーバープロジェクトを上演。yella goat、Morningeek、syu yoshida、Piccolo、CentrawらがDJプレイを繰り出し、NobouによるBeat Live、そしてDaichi Wago(私)がShot Liveを行う。

フライヤー/ビジュアルデザインは、ARATA ITOが手がけた。

少しずつ我々のやりたいものが見えはじめてきているが、主催一同、未だ大いなる試行錯誤の中にいる。その試行錯誤を、club asiaでやらせてもらえることになった。感謝。同時に、やっちゃっていいのか?と、やらかしきれるのか?というプレッシャーもある。まあ、やっていいと言ってくれているのだから、やらかすしかあるまい。

野望がある。オリジナルの神輿を作り、踊りながら担ぎたい。いつかclub asiaのメインフロアで、デカい音を聴きながら…おそらくそこには、かつて渋谷ハロウィンに出現した何かとよく似た、怪しく、顔のない、「正体不明の存在」が乗っているはずだ。

Contact

clubasiaに関するお問い合わせ

info@clubasia.jp

03-5458-2551(平日12:00〜18:00)

会場資料/舞台ステージ制作、音響、照明に関するお問い合わせ

音響照明に関するお問い合せ|stage@clubasia.jp
映像に関するお問い合わせ|visual@clubasia.jp

Contact

clubasiaに関するお問い合わせ

info@clubasia.jp

03-5458-2551(平日12:00〜18:00)

会場資料/舞台ステージ制作、音響、照明に関するお問い合わせ

音響照明に関するお問い合せ|stage@clubasia.jp
映像に関するお問い合わせ|visual@clubasia.jp

Contact

clubasiaに関するお問い合わせ

info@clubasia.jp

03-5458-2551(平日12:00〜18:00)

会場資料/舞台ステージ制作、音響、照明に関するお問い合わせ

音響照明に関するお問い合せ|stage@clubasia.jp
映像に関するお問い合わせ|visual@clubasia.jp